堕ちる花の一片を(オチルハナノヒトヒラヲ)



「1人は、寂しいから、だから、そばにいて」


それは自分が思ったことで、彼もそうかもしれないなんて思い込みかもだけど。

だけど、そばに居たいと思ったから。

居てほしいと思ったから。


はじまりの言葉なんて単なる口実でいい。

それが嘘でも本当でも、そんなのはどっちだっていい。


それから、泣きそうに顔を歪めた彼を見て、間違ってなかったと思った。