秋月side
「はぁ」
一人になった部屋に俺のため息だけが響く
倉科さんは昔と同じで英語ができない
その他は教えるところがないほど完璧で
俺が必要の無いほどだった
「チッ……昔と変わらない」
メガネを外し乱暴に髪をかく
イライラする 同じ空間にいるだけで
俺はあいつに振られてあんだけ悩んだのに
何であいつはあんなに平然としてるんだよ
そもそもなんで高校を中退したんだ?
俺が嫌いなだけでそこまでするか?
家に行ってもはぐらかされるだけで
そして3年間も姿が見えなかったのに
今更現れてなんだって言うんだ
イラつく
乱暴にカバンをつかみ外へ出ると
立花さんがいた
「あれ?秋月君、イラついてる?」
「いや、何でもない」
「そう?」
「ほんとに何でもないから」
「……ならいいけど」
立花さん困らして何がしたいんだろう
「今日は一緒に外食する?」
「えっ、ほんと!? いいの?」
「うん あんまり行けないでしょ」
「うん!」
立花さんと出かけるのは滅多にない
お互いの都合が合わないとかじゃなくて
俺が断ってる
はじめの方はお互い利用してるだけ
だったけど
途中から立花さんは俺のこと好いてくれてた
だからたくさん誘ってくれたけど
俺はまだ倉科さんのこと忘れられてなかった
だけどもうどうにでもなってしまえばいい
「はぁ」
一人になった部屋に俺のため息だけが響く
倉科さんは昔と同じで英語ができない
その他は教えるところがないほど完璧で
俺が必要の無いほどだった
「チッ……昔と変わらない」
メガネを外し乱暴に髪をかく
イライラする 同じ空間にいるだけで
俺はあいつに振られてあんだけ悩んだのに
何であいつはあんなに平然としてるんだよ
そもそもなんで高校を中退したんだ?
俺が嫌いなだけでそこまでするか?
家に行ってもはぐらかされるだけで
そして3年間も姿が見えなかったのに
今更現れてなんだって言うんだ
イラつく
乱暴にカバンをつかみ外へ出ると
立花さんがいた
「あれ?秋月君、イラついてる?」
「いや、何でもない」
「そう?」
「ほんとに何でもないから」
「……ならいいけど」
立花さん困らして何がしたいんだろう
「今日は一緒に外食する?」
「えっ、ほんと!? いいの?」
「うん あんまり行けないでしょ」
「うん!」
立花さんと出かけるのは滅多にない
お互いの都合が合わないとかじゃなくて
俺が断ってる
はじめの方はお互い利用してるだけ
だったけど
途中から立花さんは俺のこと好いてくれてた
だからたくさん誘ってくれたけど
俺はまだ倉科さんのこと忘れられてなかった
だけどもうどうにでもなってしまえばいい

