仁紀side
この子もきっと勘違いしてるんだろうな
「るかちゃん、これおいしいよ」
「えっ、ほんと?」
ドーナツを頬張ってたるかにマドレーヌを差し出すゆなちゃん
まあ、いいか
本人は気づかれたくないんだろうし。
「そいえば、さっきから気になってんだけど」
るかの動きが止まる、別にあんたじゃないけど
「七希も輝も何か隠してるよね」
ビクッと肩が震える
「いやぁ、そんなこと無いよぉ」
目泳いでるし
ま、わざわざ能力使ってまで調べる必要はないか
「鈴木が作ったのどれ?」
「これとこれ」
「ふーん」
なーんか、楽しそうだな
羨ましい、普通に憧れるなんて久しぶり
「佐々木ちゃんってどこ中だったのぉ?」
途端に手を止める
別にるかに頼めば聞かなくても調べられんじゃん
先に聞いてみようと思ったのか?
「…セニフの中学だよ」
「え、セニフってめっちゃ遠いじゃん」
「まあ、ね」
アッキからどんくらい離れてるっけ
何か空気が重くなってる
「今度セニフに連れてってよ」
「ただの田舎でよければ」
「じゃ、連休にみんなで行こうね」
るかと七希が取り繕ってくれた
「連休ってすぐあるじゃん」
「アルセル記念日から五連休になるね」
「親に伝えとく」
はあ、と小さくため息をついたのを見逃さなかった
「ゆなちゃん、穂芽って知ってる?」
もこが急に問いかける。
いや、でもそれは聞くべきじゃない気が
「知らない」
「すごい歌い手なんだけどね、この学校にいたら会えるかもしれないんだよ」
「へー」
感心しないで、ゆなちゃん
「ね、ひーちゃん」
そこであたしに振るか、いい度胸だな
「まあね」
もこに能力で頭痛を起こさせる
「ごめん」
「わかればいいよ」
ゆなちゃん以外はいつも通り、馴れてるしね
「紅茶入れ直してくるね」
「俺コーヒーほしい」
もこがまた、ぱたぱたと出てった
この子もきっと勘違いしてるんだろうな
「るかちゃん、これおいしいよ」
「えっ、ほんと?」
ドーナツを頬張ってたるかにマドレーヌを差し出すゆなちゃん
まあ、いいか
本人は気づかれたくないんだろうし。
「そいえば、さっきから気になってんだけど」
るかの動きが止まる、別にあんたじゃないけど
「七希も輝も何か隠してるよね」
ビクッと肩が震える
「いやぁ、そんなこと無いよぉ」
目泳いでるし
ま、わざわざ能力使ってまで調べる必要はないか
「鈴木が作ったのどれ?」
「これとこれ」
「ふーん」
なーんか、楽しそうだな
羨ましい、普通に憧れるなんて久しぶり
「佐々木ちゃんってどこ中だったのぉ?」
途端に手を止める
別にるかに頼めば聞かなくても調べられんじゃん
先に聞いてみようと思ったのか?
「…セニフの中学だよ」
「え、セニフってめっちゃ遠いじゃん」
「まあ、ね」
アッキからどんくらい離れてるっけ
何か空気が重くなってる
「今度セニフに連れてってよ」
「ただの田舎でよければ」
「じゃ、連休にみんなで行こうね」
るかと七希が取り繕ってくれた
「連休ってすぐあるじゃん」
「アルセル記念日から五連休になるね」
「親に伝えとく」
はあ、と小さくため息をついたのを見逃さなかった
「ゆなちゃん、穂芽って知ってる?」
もこが急に問いかける。
いや、でもそれは聞くべきじゃない気が
「知らない」
「すごい歌い手なんだけどね、この学校にいたら会えるかもしれないんだよ」
「へー」
感心しないで、ゆなちゃん
「ね、ひーちゃん」
そこであたしに振るか、いい度胸だな
「まあね」
もこに能力で頭痛を起こさせる
「ごめん」
「わかればいいよ」
ゆなちゃん以外はいつも通り、馴れてるしね
「紅茶入れ直してくるね」
「俺コーヒーほしい」
もこがまた、ぱたぱたと出てった



