「そうなんだ。頑張ってね!」
「ありがと。あ、そうだ」
夏海ちゃんは、お母さんがキッチンへ行ったことを確認してから小声で言った。
「光葵こそ光陽とどうなの?好きなんでしょ?」
と。
「ちっ、違うもん!」
顔が赤くなったのが自分でもわかる。
「わかりやすーい!何か進展は?」
パッと思い出したのが、光陽の気持ち。
「……光陽ね、私のこと好きだったんだって。告白もされた。でも、バスケに集中したいからって言って付き合うことはしたくないとか言っててさ」
両想いだったのに失恋しちゃったんだよ……。
「あいつってやつは。まったく」
「でも多分今は恋愛なんて眼中にないだろうし、もうそれも過去のことだよ」
「ありがと。あ、そうだ」
夏海ちゃんは、お母さんがキッチンへ行ったことを確認してから小声で言った。
「光葵こそ光陽とどうなの?好きなんでしょ?」
と。
「ちっ、違うもん!」
顔が赤くなったのが自分でもわかる。
「わかりやすーい!何か進展は?」
パッと思い出したのが、光陽の気持ち。
「……光陽ね、私のこと好きだったんだって。告白もされた。でも、バスケに集中したいからって言って付き合うことはしたくないとか言っててさ」
両想いだったのに失恋しちゃったんだよ……。
「あいつってやつは。まったく」
「でも多分今は恋愛なんて眼中にないだろうし、もうそれも過去のことだよ」



