光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ

結局大差で紅の勝ち。

「イェーイ」

パンっと片手でハイタッチを交わす光陽と大雅。

「光陽やっぱうまいねんな!」

「いやいや。大雅が上手いからだろ」

バスケ馬鹿同士意気投合してるみたい。

「友翔もかなり上手かったな!」

隣でドリンクを飲んでいた友翔に話が振られた。

「そんなことねぇよ」

表情1つ変えずに言った友翔だけど、すぐに二人から離れた場所に移動してしまった。

どうしたんだろ?