「大雅くん!」

「大雅くーん」

休み時間になると、たくさんの女子囲まれてる大雅。

ルックスはモデル並みだからなぁ。

「スゴい人気じゃん、藤堂くん。そんな人気者と光葵が知り合いかぁ!光陽くんとも幼なじみだし、光葵は男運あるね」

男運って……。

でも、なっつの言う通りなのかもしれない。

でもそれは、同姓からしたら嫉妬の対象にしかならない。

「ねぇ、光葵ちゃんとどーいう関係なの?」

大雅を囲む一人の女子の一言で、盛り上がってた皆が静かになった。

「俺と光葵?」

「私も知りたーい」

大雅の答え方によっては大雅ファン?の敵に回ってしまう。