光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ




「もし、マネージャーたちで揉めてて悩んでるんなら俺らはいつでも話聞くから」

敷いてくれた布団に潜り込んだ私に玲先輩が声をかけてくれた。

「ありがとうございます…。でも大丈夫ですよ?先輩だって、部内で揉めるなんて嫌でしょうし…。すみません」

これじゃ中学校の時と何にも変わらない。

もうあんな思いはしたくない。

「そう?あんまり悩み過ぎないこと。OK?」

「はい」

「じゃあおやすみ」

「おやすみなさい」