「もし、マネージャーたちで揉めてて悩んでるんなら俺らはいつでも話聞くから」 敷いてくれた布団に潜り込んだ私に玲先輩が声をかけてくれた。 「ありがとうございます…。でも大丈夫ですよ?先輩だって、部内で揉めるなんて嫌でしょうし…。すみません」 これじゃ中学校の時と何にも変わらない。 もうあんな思いはしたくない。 「そう?あんまり悩み過ぎないこと。OK?」 「はい」 「じゃあおやすみ」 「おやすみなさい」