心なしか口調がキツくなった気がした。
「今も好きなんですか?その人のこと」
「当たり前じゃん」
……〝とられたくない〟か。
「あー。私わかったかも」
心春がそう言った。
「誰?」
「光陽ですよね??」
え……。
光陽……?
「ふふ。正解。よくわかったね」
私の左横で笑みを浮かべる莉乃先輩と、そんな莉乃先輩を睨み付ける右横の心春。
真ん中でショックを受けてる私。
部屋の空気が冷たく、重くなった気がした。
「今も好きなんですか?その人のこと」
「当たり前じゃん」
……〝とられたくない〟か。
「あー。私わかったかも」
心春がそう言った。
「誰?」
「光陽ですよね??」
え……。
光陽……?
「ふふ。正解。よくわかったね」
私の左横で笑みを浮かべる莉乃先輩と、そんな莉乃先輩を睨み付ける右横の心春。
真ん中でショックを受けてる私。
部屋の空気が冷たく、重くなった気がした。



