今すぐ行きたい…。
光陽のところへ行きたい……。
でも、試合中だから……。
「行ってきなよ」
「え……?」
「光陽と口聞いてないんでしょ?バスケ部の情報網ナメてちゃ困る!ほら、行ってきなよ」
私が光陽の背中を押したように、莉乃先輩が私の背中を押してくれた。
「すぐ戻ります!」
先輩にお辞儀して、観客席へと駆け出す。
「黒瀬!?」
監督が驚いたような声を出したけど、スルーして観客席の階段をかけ上る。
光陽はたしか階段の左側にいた…。
だからこっちだ。
光陽のところへ行きたい……。
でも、試合中だから……。
「行ってきなよ」
「え……?」
「光陽と口聞いてないんでしょ?バスケ部の情報網ナメてちゃ困る!ほら、行ってきなよ」
私が光陽の背中を押したように、莉乃先輩が私の背中を押してくれた。
「すぐ戻ります!」
先輩にお辞儀して、観客席へと駆け出す。
「黒瀬!?」
監督が驚いたような声を出したけど、スルーして観客席の階段をかけ上る。
光陽はたしか階段の左側にいた…。
だからこっちだ。



