光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ

本当に嫌いなのは大雅じゃない…。

こんな自己チューで情けない最低な自分が嫌い……。

♪♪♪…♪♪♪……

静かなストバスに着信音が響いた。

「もしも─」

『光葵!?どうしたのよ!!急に飛び出して……!』

お母さん……。

「ごめんね…お母さん…」

心配かけたよね……。

『そんなのいいから早く帰ってきなさい!夏海ちゃんもすごく心配してるんだから!』

「みちるは……?」

『みちるちゃんも心配してる。みちるちゃんって、あのみちるちゃんでしょ?記憶がないのはしょうがないんだから光葵も、それと向き合って生きていかないといけないでしょう?だから早く帰ってきなさい』

諭すような口調に変わったお母さん。

「わかったよ」

適当に返事をして電話を切る。

……向き合って…か……。