光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ

嘘でしょ!?

ねぇ!!

「光陽!!しっかりしてよ!!ねぇ!!」

意識がない。

「誰か……誰か来て!!誰かぁぁぁぁ!!!!」

腹の底から声を張り上げ、助けを呼ぶ。

スマホは部屋。

部員も部屋に置いてるはずだから誰にも連絡が取れない。

ここは離れだから誰も気づいてくれないのかもしれない……。

「光陽!!光陽ぁぁ!!!」

目を閉じて動かない光陽。

私が助けを呼ばなきゃ……

光陽が死んじゃう……!