光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ

「急がなきゃ!」

多分広場で走ってるはず!

私はとにかく急いで階段を駆け降りる。

適当にくくった髪の毛を整えながら猛ダッシュで階段を降りていたときだった。

ドンッ

下から上ってきた人と肩がぶつかった。

「あっすみま………」

スローモーションのようだった。

下から上ってきたのは光陽で…。

私の駆け降りる速さの方が光陽が上ってくる速さより速かったから、ぶつかった拍子に光陽はそのまま……

そのまま…階下に転落。

ものすごい音がしたはずなのに、まるで無音だった。

時間が止まった気がした。

「ひな………光陽!!」

ハッと我に返り、階下に転落した光陽に駆け寄る。

血が……血が…

「光陽!!!!」