光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ

「光陽先輩!体育館行きましょうよぉ!」

公祐くんは構わず光陽を誘うし。

「いーよ。友翔と大雅も行こーぜ!」

公祐くん、よかったね。

憧れの先輩とバスケできるって、嬉しいはずだもん。

心の中でおめでとうを言って片付けに戻る。

「あ!光陽!体育館行くならドリンク冷蔵庫にあるから」

「了解」

光陽は公祐くんたちと体育館へ向かっていった。

「監督ー。片付け手伝ってくださいよ~」

「いやー、俺は忙しいから!じゃあ明日もよろしくな!」

そそくさと食堂を出ていく監督。

食堂には私と莉乃先輩だけになった。