光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ

「ふざけん─」

「ふざけんなや!!お前!ちょっと来い」

キレたのは、光陽じゃなくて大雅だった。

ザワザワする部員。

フラっ

立ってられなくなって、床に座り込む。

大雅が心春を強引に引っ張って体育館から連れ出すのが見えた。

「ひなた……っ」

光陽が心春と……

「光葵、大丈夫か……?とりあえずギャラリー戻ろう」

次の試合まで、部員はギャラリーで待機する。

監督は今、そこで他校の監督と思出話をしてるらしくて、私たちの様子に気づいてくれない。

いつもいつも、監督はそうだ。

バスケが上手くても、目が行き届いてないんだ。

「友翔…」