光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ

心春のわざとらしい大声に、部員が反応する。

「「元カノ!?!?」」

「光陽!お前光葵ちゃん一筋じゃねーのかよ!」

もう私たちが付き合ってることは皆知ってるみたいだけど、心春のことはさすがに知らないもんね……。

「私たち、付き合ってたじゃん。何でそんなに冷たいの……?」

……やめてよ。

過去をほじくりかえさないで……。

「付き合ってなんかねぇだろ」

「何言ってるの?キスもしたでしょ?こんな風に」

突然、光陽の唇を奪った心春。

ゴトンっ…

持ってたドリンクを落としてしまった。

全身の、力が、抜けた気がした。