翌日。
今日はインハイ出場への第一歩となる、予選の初日。
学校の校門に集合してバスで行く。
「ねぇ光陽。昨日の光陽、正直意外だった」
一緒に校門まで歩く私と光陽。
「………さすがにイラついた。俺が口出ししたら余計光葵に迷惑かかるかと思って口出ししないでおくつもりだったけど、さすがにな…」
「…莉乃先輩の心が動いてくれたらいいんだけどなぁ」
「そうだな」
「心春にも話したんだけど、心春はダメだった」
「そっか。でも、光葵スゲーよ。普通先輩にあんな風に言えねぇよ」
「そうかな…?」
「俺、光葵のそういうところ好き」
えっ?



