光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ

皆の視線がこっちに集まってる。

「光葵、立てるか?」

荒い呼吸が続き、苦しい。

首を横に振るので精一杯。

「とりあえず更衣室まで…」

そう言いながら光陽は、私を軽々持ち上げた。

「きゃぁぁ!光陽くんが!」

「お姫様だっこ……」

女子の悲鳴が上がる。

その黄色い悲鳴が頭に響いて気持ち悪い。

「大丈夫か……?」

上から覗きこまれる。

「…っごめんね……っ」

「しゃべんなくていいから」