─翌日
光陽と、たまたま朝会ったから一緒に登校してきた。
「光葵。ちょっといいかな…」
教室に入るなり、心春に話しかけられた。
私の隣にいる光陽には目もくれずに。
「…………」
どうしようかと迷ってる私に、光陽が助け船を出す。
「お前が光葵のこと騙したんだろ。もう光葵のこと巻き込むなよ」
と。
「………なぁんだ。光陽知ってたんだ」
ガラリと変わった心春の雰囲気。
中3の時の心春を嫌でも思い出す。
「知ってるに決まってるだろ。お前、最低だからな。わかってんのかよ」
一瞬、心春は傷ついたひょうじょうを浮かべた。
けど、すぐに悪魔のような顔に変わる。



