光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ

そういえば心春と嘘ついてたってこと言ってなかったなぁ。

「……あれ、心春の嘘。莉乃先輩はいじめなんてしてなかったの…」

「は…?」

明らかに困惑した様子の光陽。

「だから、私が騙されたの」

だから皆に迷惑かけちゃった。

私が騙されたばかりに。

「……なんだよそれ…。なんのために光葵は…苦しい思いしたんだよ……」

「………。まだ続きがある…」

「何?」

イラついたような光陽の声。

「……今日、部室に入ったら心春がそこに居てね。急に泣き出したんだよね。それがあまりにもしつこいものだから、さすがにイライラしちゃって。やってらんなくなっちゃった」