─ピーンポーン… ご飯中、インターホンが鳴った。 パッと玄関モニターを見たら、光陽が映っていた。 「光陽だ。ちょっと出てくるね」 「いってらっしゃーい」 満面の笑みのお母さんと、 「なんなら光陽くん家に泊まってってもいいんだぞ」 と、世の父親らしくない発言をするお父さん。 「はいはい」 軽く受け流して外に出る。 だいたい、光陽が彼女を家に連れ込むわけないでしょーよ。 「どうかした?」 「今日部活早退してただろ。どうしたんだよ」