光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ

今までにないくらいのスピードで着替えて、荷物を持って更衣室を出る。

「光葵─」

「悪いけど、監督に体調不良だって言っといて。帰る」

やってらんない。

こっちの気が狂う。

「そんな怒らんでも…」

「大雅は優しいからイライラしないんだろうね。でも私は優しくなんかないから。我慢の限界なの!じゃあね!よろしく」

まだ何か言いたそうな大雅に気づかないふりをして校門まで急ぐ。

「はぁ……」

イライラが収まらない。