光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ

「もう、今度は何!?もうその手には引っ掛からないから!いい加減にしてよ!泣いたら騙せるとでも思ってるの!?」

「違う……っ」

何が違うんだか。

「悪いけど心春に構ってる時間ないから。早く出てって部活しなよ」

ほんと、そういうのめんどくさい。

いちいち演技に付き合ってらんない。

「光葵、その言い方はひどない?心春、どないしてん」

何がひどいの。

私は心春の涙に1度騙されてる。

騙されないようにすることの何がひどいの?

「……っっ。大雅…っっ」

心春の泣き声が大きくなる。

「大雅は心春に騙されてるんだよ。その涙も全部演技。騙されて傷つくのは自分だよ」

もう心春を信用しないって決めたんだから。

必用以上に傷つきたくないもん。