光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ

「さぁ…。藤堂くん、何言われても何も答えてないみたいなのよ。だから長引くんじゃないかな?」

………絶対友翔のことだ。

直感的にそう思った。

「ちょっと失礼します」

「あっ、ちょっと…」

遠慮なくズカズカ職員室に入る。

「監督、ちょっと大雅借りていいですか?」

「黒瀬!?何でここにいるんだ。部活に戻れ」

「監督、大雅を貸してください」

「んー、まぁ俺が何聞いても何も答えないから、しょうがないか。ここでは話せないから部室ででも話せ。扇風機あるし涼しいだろ」

扇風機ね。

監督らしい。

「ありがとうございます。大雅、行こ」

「なんや急に。ビックリするやんけ」

作り笑いを浮かべる大雅。