光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ

所詮、いじめの首謀者だった人間の心は変わらない。

今さらそれがわかった。

「スゲー…。友翔先輩と光陽先輩スゲーな!」

1年生が目をキラキラさせて応援してる。

たしかに、二人が軍を抜いて上手いし、二人の息のピッタリ具合が素晴らしい。

さすが親友同士というか。

……結局昨日、仲直りしたのか聞けなかったんだよね。

「友翔からしたらおもしろくないでしょうね」

突然莉乃先輩が言った。

「え…?」

「ずっと光陽と友翔の二人は息ピッタリのプレーしてたのに、大雅にそれをとられたんだから」

とられた?

〝とられた〟っておかしな話じゃん…。

「そんなの実力の問題じゃないですか。とられたなんて言い方おかしいです」

「そ。実力の問題なの。友翔は、失礼な言い方だけど雅樹や奏輝たちより全然上手いし実力もあるわよ?でもね、才能の塊の大雅には敵わないじゃない」