お寿司やハンバーグ、スパゲティ、唐揚げ、焼き鳥、その他もろもろ、オードブルのものがたくさん並んでる。

「光陽、唐揚げ取って」

私の位置からじゃ届かないから光陽に頼む。

「はい。他は?」

「じゃー、そっちのサラダ貰おうかな」

いろんなドレッシングがあるから、大好きなシーザードレッシングも頼もうと思ったら、サラダと一緒にシーザードレッシングを取ってくれた。

「ありがと」

シーザーが好きって覚えてくれてたんだ。

「光葵ちゃん、いつから光陽のことすきだったんだ?」

「おじさん…それ聞かないでよ…」

恥ずかしいじゃん…。

「あら、〝おじさん〟じゃないでしょ?〝お義父さん〟でしょ」

お母さんまで…。

「もー、恥ずかしいからぁ…。気が早いよっ」

絶対顔赤いじゃん今。

「俺も聞きたい」

ニヤっとして光陽が言う。