それから、30分後くらいに私たち一家はお隣の大橋家へ移動し、お食事会が始まった。

「すごい豪華だね!おばさんスゴいね!」

「お取り寄せなんだけどね」

あっ…そうなんだ。

「ま、適当に座って!」

私は一番右端の席に座り、隣には光陽。

「夏海ちゃんいないの残念だね」

「夏休みに帰ってくるわよ~♪それまで秘密にしとこっか♪♪」

おばさんもお母さんと同じでルンルンしてるみたい。

「よーし!じゃあ光葵ちゃんと光陽のカップル記念日を祝って!乾杯!」

大人はお酒で、私と光陽はジュースで乾杯する。