体育館には光陽、友翔、私が取り残される。
監督はいつものことだけど生徒の解散を確認せずに体育館を真っ先に出ていくからいない。
「ね、ねぇ!二人とも何があったの?」
あんなに仲良かった二人が…。
「光葵には関係ねぇよ」
やっぱり、女の私にはわからないのかな…。
それとも……。
「私のせ─」
「光葵のせいじゃねぇよ。大丈夫だから」
光陽はそう言ってくれるけど…。
「でもキッカケは……」
「ちげーから。ホントに。ホントに光葵は悪くない。……悪いけど先帰って?」
………。
「わかった…」
監督はいつものことだけど生徒の解散を確認せずに体育館を真っ先に出ていくからいない。
「ね、ねぇ!二人とも何があったの?」
あんなに仲良かった二人が…。
「光葵には関係ねぇよ」
やっぱり、女の私にはわからないのかな…。
それとも……。
「私のせ─」
「光葵のせいじゃねぇよ。大丈夫だから」
光陽はそう言ってくれるけど…。
「でもキッカケは……」
「ちげーから。ホントに。ホントに光葵は悪くない。……悪いけど先帰って?」
………。
「わかった…」



