視線を向けると、光陽が友翔の腕を掴んで引き止めていた。
真っ直ぐ友翔を見つめる光陽とは対照的に、視線を合わせようとしない友翔。
二人の仲がおかしいのは、遠くから見てる私ですらわかった。
「……あいつらまだ仲直りしてへんのかいな」
「ケンカなの…?あの二人」
ケンカには見えない。
「………………さぁ。ほんなら俺帰るから。また明日」
今の間は何?
「何か知ってるの?」
「………さぁ…。どーでしょ。ほなね」
私の反応を待たずして大雅はさっさと体育館を出ていってしまった。
「……どうしたんだろ…」
様子がおかしかったように見えたけど……。
真っ直ぐ友翔を見つめる光陽とは対照的に、視線を合わせようとしない友翔。
二人の仲がおかしいのは、遠くから見てる私ですらわかった。
「……あいつらまだ仲直りしてへんのかいな」
「ケンカなの…?あの二人」
ケンカには見えない。
「………………さぁ。ほんなら俺帰るから。また明日」
今の間は何?
「何か知ってるの?」
「………さぁ…。どーでしょ。ほなね」
私の反応を待たずして大雅はさっさと体育館を出ていってしまった。
「……どうしたんだろ…」
様子がおかしかったように見えたけど……。



