光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ

「大雅!もういいよ。大丈夫だから…」

「よくないやろ!そうやって我慢するから…だから自分が辛くなんねん……!光葵は人のこと優先させすぎやねん…。見てるこっちが苦しくなるねん…。ちょっとぐらい自分優先させても誰も文句言わへん…」

徐々に小さくなっていく大雅の声。

「……でも…」

「……光陽、話あるからちょっと来い」

大雅が光陽にそう言って部室を出ていく。

光陽もそれに続く。

取り残された莉乃先輩と私。

「ねぇ。光葵ちゃん、光陽のこと好きなんでしょ?」

いきなりその話題か。

遠慮の気持ちの欠片もないんだな。