光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅱ

大雅は驚いたような顔でこっちを見る。

「……本当だよ…」

「そっか」

短い返答。

急にそんなこと打ち明けられても困るよね。

「いじめられる恐怖が今でも残ってる…。忘れられない……。…莉乃先輩は光陽のことが好きなの。それを私は聞いてて知ってる…。なのに…さっき……」

体育館裏から入り口に戻ってきたとき。

光陽に抱き寄せられたことがフラッシュバックする。

「光陽に抱き寄せられた…。その場面を莉乃先輩に見られたの……」

自分が予想していた以上に声が震えた。