………気付いてください、気付かないでください。 私の強がりに。 「ちーかくん!帰りましょー!」 痛む心に蓋をして笑顔で千夏くんと朱理ちゃんの間に入り込む。 「あっ……あぁ。」 っ…そんな困った顔しないで下さい、 「残念…。それじゃあ、千夏くんまたね!」 「ん、また明日」 ………邪魔なのは、わたし。