・覚えているのは君の指先・


 たまたま肩がぶつかって

 落ちてしまったショップバッグ

 君がそれを拾ってくれて

 2人の毎日が始まったんだったね


 覚えているのは君の指先

 細くて小さくてなめらかで

 そして微かにいい香りがした


 僕は今でもあの日を思い出して

 微笑むことが出来るんだ