それから2ヶ月程経った9月の暑い日に


みらとくんと初めて会話をした

自撮りメッセが欲しいとタイムラインに

書き込まれていたから送った


(どーぞ)

【ありがと!可愛いね】


いかにも女慣れしてる返事が来て

少し焦った。

そしたら電話がかかってきた

「あ、もしもし~」

『もしもーし』

「美玲ですっ」

『みらとです...って知ってるか!』

みらとくんが笑うからつられて笑ってしまった

「ふふっ、はい知ってますよ」

『てゆうかためやのに敬語ってどらおかしい』

「え!なんか慣れなくて」

急にそんなことを言われるから

どうしていいのかわからなくて無言が続いた

「...」
『...』

『ためでいいよ』

「え!あ!じゃあためで!」



気づいたら2時間以上時間が経っていた

あまりにも話が弾んだことに驚いた


「みらとくん~ごめんそろそろ切るね!」

『あ、その前に明日暇?』

「暇だよ!」

『あそぼ』

「え!いいの!?」

いけめんさんに遊ぼうとか言われるなんて、

にやけすぎてほっぺたとれそう~。

『いいよ 俺がそっち行くわ じゃあな』

「うん!ありがとう!また明日!」