「健司の高校の後輩がなんで私の名前を知ってるわけ?」
「その後輩が、りさにとっての先輩だからさ。」
「私にとっての先輩って……つまり、その人は、私と同じ高校ってこと? それって、おかしいわよ!」
健司は机について、タバコに火をつけた。
「どうしてそう思うんだ?」
「だって、それだと健司も私と同じ高校ってことになるじゃん! 健司の生まれは広島だけど、幼稚園からは愛媛だって言ってたじゃん!」
「確かにな。」健司は机の上にタバコの灰を落とした。
「間違いないよ。でも、こうは考えられないか? 中学まで愛媛にいて、県外受験をして広島に戻って、広島の高校を卒業したってことをさ。」
ここまで聞いて、私にはまた新たな疑問。
とっても大事な疑問が生まれた。



