「おーい、ナツメー」





あれ、まだ夢の中なのかな。


目を擦ってパチパチと瞬きをしてもう一度前を向く。




何故、あの人が朝から私の家の前にいるんだろうか。




いやあいつは確かに私の隣の家に住んでいるのだから、別に問題ないのだけれど。




……いやいや!問題あるよ‼


ありまくりだよ‼






「おい、早く出てこいや」




ドアの隙間から様子を見ていた私に、悪魔の声が……