あと2人でアンカーというところまで来た。

みんな1位の人との差を埋めようと必死に走ったけど一向に埋まらない…

「やばい…もう無理じゃね?」

誰かが呟いた。

周りの子もそれに対して頷く。

不穏な空気があたりを包む。

「まだ!まだだよ!諦めずに応援するの!」

「でも…」





「委員長の言う通り。てか俺が1位とるし。」

佐田くん…

こんな時まで助けてくれるの…?