そう一言ずつ声をかけて親もお兄ちゃんもチャペルに向かった。


「麻里花、愛してるよ。一緒に幸せになろう。」


そう言って優しく抱きしめてくれる彩人くん。

「彩人くん、愛してるよ。一緒に幸せになろうね!」


微笑んで答える。


「キスしたくなったけどお預けだな。先に行ってるよ。」


そう言って彩人くんもチャペルに向かった。