涙恋。


乃亜からの注意なんて遅く。

ドン! ドテッ。


「いったーい。あれ?あ!!!ごめんなさい!怪我してないですか??」


後ろにいた男の子にぶつかってしまった!!
怒られる!!



「大丈夫だよ。」



優しい!!!
なんて紳士なんだ!と思ったのが間違い。



「フッ。何でそんなはしゃいでんの?」

そう不敵に笑ってたのだ。
この人優しいと見せかけてなんか裏がある。