「乃亜ー!ごめん!!待ったーよね?」


申し訳なさそうに乃亜に声をかける。


が。。。

「反省してんの??凜音が遅刻するなんて昨日から分かってたことだけどね!ほら行くよ!」


相変わらず乃亜さん。厳しい。


サバサバしてるけど、私のことを気にかけてくれてるとても美人で優しい面を持つ乃亜。


それに比べてなんの取得もない私。


高校2年になるまで彼氏なんていたことない。


(無自覚です。告られたのに気づいてないだけ)


彼氏の1人2人くらい作りたい。
いや、2人いちゃまずいか!!


なんて思いながら乃亜を追いかける