「え?同い年じゃないですか!」



「馬鹿!私たちと同じ中学でしょ!」



「A中なの!?」



「そうですけど……;;え、お名前は??」



「この子が坂本-サカモト-愛希で、私が的場-マトバ-真彩だよ!」



「嘘っ!真彩ちゃん、益々美人になってるじゃない!愛希ちゃんは……整形?;;」



「メイク!」



「あぁ、ごめん;;」



「久しぶりだね!」



「本当に!若くして結婚してたのは知ってたけどさ、あまりの息子さんたちが大人で、余計に気付けなかったよー!」



プチ同窓会と化した控え室で、盛り上がる3人。

お義母さんは絶対に思い出してないだろうけど、適応能力の高さにあっぱれだ。



「あ、ごめんなさい。一旦、お仕事させて頂きますね」



「「お願いします!」」



「本日は、お電話で打ち合わせをさせて頂きましたように、新婦様を含めましたお母様方と、新郎妹様の4名様のエステから入ります。その間、新郎様には、隣のホテルで司会者と打ち合わせを行いたいと思います。その時に、スピーチをされます上司の方と、ご友人の方に一時同席をお願いしますので、ご連絡をお願いします」



「わかりました」



ママたちまでエステって、豪華過ぎるし、お義母さんは大丈夫なの?;;