いよいよ玄関。
ドアの向こうには彼女が待ってくれているはずだ。

ガチャガチャ。
鍵を解除し、ドアを開ける。

「ただいま~」

リサは玄関マットにちょこんと座ってる。
僕が両手を伸ばすと、すぐに飛び込んできた。


「にゃあ~」

これがリサの「おかえり」。

僕に頬ずりをし、キスをせがむ。

「リサ、会いたかったよ~~!」

僕は彼女をギュッと抱きしめた。


リサ、僕のかわいいリサ。

僕の恋人。