君の腕をトントンと叩くと、君は気付いたように腕を緩めてくれた。 そして私の動きを封じていた足も、緩めてくれた。 君は、あまり眠れなかったと笑っている。 私はいつもと変わらない君に、安堵した。 まだ収まらないドキドキの理由は分からない。