次に眼を覚ますと、そばには誰もいなくなっていて、ベッド横の機械の明かりだけで辺りは真っ暗。 無性にトイレに行きたくなった。 ゆっくりと体を起こして、点滴を手に持ち、カーテンを開けると、そこは集中治療室。 廊下を出てすぐ前のナースステーションに行く。 「あの。」 仕事中の看護師さんに声をかける。 『起きましたか?どうかされました?』 「トイレに行きたいので、行ってきてもいいですか?」 『もちろんですよ。お気をつけて。』 許可をもらって、トイレへ。