見るとそこには




真白くんと成瀬くんが立っていた




「はぁ?なんだよお前ら」




真白くんと成瀬くんが来たことによって

不機嫌になった男たちは


真白くんを睨む

成瀬くんを睨む

睨む睨む睨む





「……あ?俺の彼女になんか用なの?」




今までで一番怒ってるのがわかるくらい

真白くんは低い声で怖い声で


男たちにそう言い放つ





「…なんなんだよ、もういいよ、いこーぜ」




男たちがそう言って逃げた刹那




凛の腰がフラッと地面に落ちた