あいつ…、誰かもわからないのにあいつ呼びはひどいか。朝の人を追いかけてると屋上のドアの前まできた。…よし、開けるか。
ガチャ…
「?」
いた。朝にみかけたやつ。
みつけたはいいけど、何話そうか。
「お、お前、入学式でないのか?」
「…久しぶり?」
「ん?悪い、聞こえなかった。」
「入学式でないのか?って君もでてないじゃん。」
「まぁ、そうだけど。お前、名前は?あと学年。」
「…名前は、橘 小羽音。」