君はどこ?

「はぁ…長かったな。」
なんせ田舎だからすごく遠い。朝にでたのにもう夜だった。

「父さんに連絡っと。…あとは奏翔にもだな。色々迷惑かけてるし。」

休んでる分のノートはあいつが取ってくれている。本当に良い奴だ。

それから暫く歩いていると、
「あ、あった。」

小羽音の家についた。