「うん。あの時は、まだ小学2年生だったよね。…だから忘れようとしてたんでしょ?あのね、私、死んでから幽霊になって、お母さんと月星のお父さんの電話、1回だけ聞いたんだ。月星が私のこと、忘れようとしてるって…。」
「小羽音…。」
俺、最低な奴だ。いくら小学2年生だったからって大切な人を忘れようとするとか、ただのクズだ…。
「小羽音…本当にごめん、ごめんっ!許してくれなんて言わないから…ごめん、小羽音…。」
「…最初はね、月星ひどいって、泣いてた。ずっとずっと、ずーっと。でも、月日を重ねていくうちに、段々と、思い始めてきたことがあって。私のこと、忘れちゃう月星なんて、いなくなっちゃっえばいいって思い始めて。そこから月星を恨み始めた…。」
「なぁ、それって今も恨んでるってことだろ?なら、はやく殺してくれ…。それで、お前とずっと、一緒にいたい…。」
「そう…。なら殺してあげるよ。最後に私に言いたいこと、ある?」
「?これから死んで、お前と一緒に過ごすんだからそんなこと言わなくていいだろ?」
「うん、でも言って?」
「…わかったよ。」
「小羽音…。」
俺、最低な奴だ。いくら小学2年生だったからって大切な人を忘れようとするとか、ただのクズだ…。
「小羽音…本当にごめん、ごめんっ!許してくれなんて言わないから…ごめん、小羽音…。」
「…最初はね、月星ひどいって、泣いてた。ずっとずっと、ずーっと。でも、月日を重ねていくうちに、段々と、思い始めてきたことがあって。私のこと、忘れちゃう月星なんて、いなくなっちゃっえばいいって思い始めて。そこから月星を恨み始めた…。」
「なぁ、それって今も恨んでるってことだろ?なら、はやく殺してくれ…。それで、お前とずっと、一緒にいたい…。」
「そう…。なら殺してあげるよ。最後に私に言いたいこと、ある?」
「?これから死んで、お前と一緒に過ごすんだからそんなこと言わなくていいだろ?」
「うん、でも言って?」
「…わかったよ。」


