放課後。屋上。昨日と同じ状態。違うのは後から来たのが百木君ということだけ。
「高野さん、きたよ。」
「わざわざありがとう、きてくれて。」
「ううん、それで…願い事決まった?」
「まだ決まってない。ねぇ、今年、桜が散るのはいつなの?」
「…10日頃かな。」
「…そっか。」
10日にはもう、百木君には会えなくなっているんだ。そう思うとすごく悲しかった。
会えなくなるなんて嫌だ…。
この感じ、好きな人ができた時と似てる。
私は百木君がすきなの…?
薄々自分でも思い始めてた。
好きになっちゃったんだ。
どうすればいいんだろう…。
「高野さん?どうしたの?」
「…ううん!なんでもないよ!」
あぁ、自覚したら恥ずかしくなってきた。
「ごめん!今日は帰るね、明日も屋上で会える?」
「うん、会えるよ、気をつけて、帰ってね。」
「うん!私から呼び出したのにごめんね!」
そう言って私は走り去った。
「高野さん、きたよ。」
「わざわざありがとう、きてくれて。」
「ううん、それで…願い事決まった?」
「まだ決まってない。ねぇ、今年、桜が散るのはいつなの?」
「…10日頃かな。」
「…そっか。」
10日にはもう、百木君には会えなくなっているんだ。そう思うとすごく悲しかった。
会えなくなるなんて嫌だ…。
この感じ、好きな人ができた時と似てる。
私は百木君がすきなの…?
薄々自分でも思い始めてた。
好きになっちゃったんだ。
どうすればいいんだろう…。
「高野さん?どうしたの?」
「…ううん!なんでもないよ!」
あぁ、自覚したら恥ずかしくなってきた。
「ごめん!今日は帰るね、明日も屋上で会える?」
「うん、会えるよ、気をつけて、帰ってね。」
「うん!私から呼び出したのにごめんね!」
そう言って私は走り去った。


