ドーン!!! びくっ! さっきよりも更に大きな雷が鳴って体が硬直する。 それがもろに掴んだ先生の腕から伝わってしまって。 「日野、いちごオレはまた今度な。」 「へ…?」 「なんでそんな強がってんのか知らないけど、怖いなら怖いって言え。 俺が守ってやるから。」 「っ、でも」 「黙って言うこと聞け。 今日は俺が家まで送ってやる。」