「なんで私がいちごオレ好きなこと知ってるの?」 ふとそんな疑問が頭をよぎって聞いてみた。 すると先生はばつの悪そうな顔をして 「あーいや、なんとなく」 フイ―と目をそらして答えた。 変なの。 私は特に気にせず勉強に集中することにした。 ――― 「っよし!終わったぁー!」